ひとりごとなどにきっかけも何もないようなものだが、この年まで生きてくると日々の暮らしの中で、どうも前に同じようなシーンに出くわした事があるとか、このパターンは物事がうまくいかないときのパターンだとか、そう思えてくる事がある。もともと物覚えは良くない方であるが、同じ失敗を繰り返して生きてきたような気もする。その時々の出来事を日記に残し、後で暇なときに読み返してもいいのではないかと思うが、そんな暇など生涯ないようにも思える。

 過去に何度か日記なるものをつけようとした記憶はあるが長続きしない。生来飽きっぽいたちなのであろう。前に経験した事があると思い立っても、それがいつだったかどこの出来事だったかが思い出せなければ、日記を読み返そうにも探すのが面倒になって止めてしまうのが落ちである。

 で、このブログも長続きしないだろうと言う事になるのであるが、一つだけ違うのは、ブログというものがデータベースで成り立っているという事である。ひたすら、よしなしごとを書き連ねても、後で関連事項を探す事はそう難しくはないであろう。ITがここまで進化した時代に、それくらいの事はやっておいても損はないし、後で思わぬ利用方法が見つかるかも知れない。

 ただ、この先きっと出くわすであろう異常気象とか巨大地震や火山噴火といった天変地異は、おそらく『今まで経験したことがないような』、『直ちに命を守らなければならないような』事であろうから、過去の経験など役に立つはずもないし、その場その場で生き抜く動物的な勘の方が役立つかも知れない。

 まあ、ともかく半分思いつきで始めたブログではあるが、果たして長続きするものやら・・・。

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