久しぶりの渋谷
久しぶりに渋谷に行ってみた。ぶらぶら歩いたのは何年ぶりだろうか。メインの用事はフィットネスクラブの解約である。 フィットネスは会員になった当初は週に1回か、2週間に1回位通ってもいたが、ここ何年かは全く足が遠のいていた。そこに来て東横線の渋谷駅が東側の地下に移動して、センター街との距離が遠くなったために、ますます行きづらくなった。東急ハンズなどに行くのも非常に不便になった。
東横線の渋谷駅から地下道を通ってJRの渋谷駅を抜けて道玄坂方面まで歩いたが、何か似たような地下道を歩いた記憶がある。『渋谷ちかみち』と言うらしいが、ヒカリエと109まで案内してくれて、昔しか知らない者にとっては何となく安心感がある。緑の案内図が縦だったり横だったり、几帳面な(?)私にとっては見ていて気分が良くないが、少なくとも道に迷ったりはしないから安心である。と、そこで急に新宿の地下道を思い出した。東横線が直通で新宿方面まで延びて、これまでにも何度か新宿まで行ったが、そこの地下道と雰囲気が似ている。スケールは全く違うのだが、この道をまっすぐ行くとJRの駅に着き、その周辺に目指すカメラの量販店があるというのが似ている。最初は戸惑ったがこれなら迷子になる心配はない。後はどの出口から出れば、目的の場所に近いか覚えるだけである。
最近、ネットでの通販に頼って、全く店舗などには行かなくなった。本屋にしても、カメラ屋にしても、全く足が遠のいている。そのうち店に行くのはメガネの修理くらいになってしまうのかも知れない。土曜日で街は相変わらず混雑しているが、やはり人はうんと若い。のどが渇いてドーナツ屋に寄ってアイスコーヒーを飲んだが、周囲は高校生であったり、大学生であったり殆どが自分の子供より若い印象である。まあ、それだけ自分が年をとったということなのだろうが、フィットネスにも行かなくなった自分の行く末を考えると、無理をしてでも街に出てみることも必要かも知れない。 ぶらぶら歩いて昔メガネを作ってもらったメガネ屋に行ってみた。その店はあるにはあるのだが、店の雰囲気は昔と違って若者風の内装となっていた。思わず店員に『ここメガネの**・**さんですよね』と聞いてしまった。